(宋祖英(右)に花を捧げるプラシド・ドミンゴ)
「中国北京鳥の巣夏季音楽会―2009魅力・中国」が6月30日、北京の国家体育場で開かれました。中国民謡の歌姫・宋祖英、台湾の人気歌手・周杰倫(ジェイ・チョウ)、中国の有名ピアニスト・郎朗、そして世界的テノール歌手・プラシド・ドミンゴによる、民族音楽と流行音楽、歌謡とピアノ、中国民謡と西洋音楽の壮大なコラボレーションが実現しました。
宋祖英は自分の曲以外にも、ジェイ・チョウと「千里之外」を、プラシド・ドミンゴと「康定情歌」を歌いました。また、歌手と共演することの少ない郎朗は、彼女のために「我が祖国」を伴奏しました。
コンサートで披露された24曲中、宋祖英はソロで、彼女の代表作である「茉莉花」、「好日子」、「珊瑚頌」など10曲を歌いました。途中、アメリカの黒人ユニットが登場し、ヒップホップ調で「辣妹子」を歌い始め、そこに黒い衣装に身を包んだ宋英祖が再度登場し、クライマックスを熱唱しました。
期待されていた、宋祖英とジェイ・チョウのペア「英倫組合」は、「山歌好比春江水・多謝了」を歌いました。また、二人はジェイ・チョウと台湾歌手・費玉清のデュエット曲「千里之外」を披露し、その際、宋祖英は中国式屏風の前に現れ、民謡の歌唱法で費玉清のパートを歌いました。
(宋祖英(右)とプラシド・ドミンゴ、「愛的火焔」を熱唱)
(宋祖英(中央)と四川被災地の羌(チャン)族の子供達による「愛我中華」)
(民謡「小河淌水」を歌う宋祖英)
(宋祖英とジェイ・チョウによる「千里之外」)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |