北京市衛生局が1日明らかにしたところによりますと、同市の南湖中園小学校で大規模な新型インフルエンザの感染が発生したということです。発熱の症状がある生徒16人のうち、7人の感染が確認されました。

　南湖中園小学校は北京市朝陽区に位置し、生徒と教師合わせて1000人あまりです。先月30日正午、北京市疾病予防抑制センターは朝陽区疾病予防抑制センターからの報告を受けており、同校で29日に生徒数人が発熱のため学校を休んだことが分かりました。北京市疾病予防抑制センターが30日、前日と当日に発熱の症状があった生徒16人に対する検査を行った結果、7人が新型インフルエンザに感染していることが確認されました。

　現在、患者との濃厚接触者に対し、医学的観察を行っているほか、南湖小学校は1週間繰り上げて、夏休みに入りました。

（翻訳：洋　チェック：大澤）