イエメン航空のエアバスA310-300型旅客機は30日朝、インド洋の島国コモロの国際空港に到着する寸前に、インド洋に墜落しましたが、北京時間の30日17時までに、生存者1人が救出され、犠牲者3人の遺体が見つかったほか、乗客ら153人が行方不明となっています。
コロモ政府筋が30日に明らかにしたところでは、コロモズ首都モロニから16海里の沖で、事故が起きたイエメン航空の残骸を見つかまりました。
イエメンの首都サナラ国際空港の関係者によりますと、飛行機には142人の乗客と11人の乗組員の153人が乗っていましたが、大部分の乗客はコロモ人とフランス人でした。また、事故はテロ襲撃の兆しはないということです。
なお、墜落した旅客機は現地時間29日夜、イエメンの首都サヌアを離陸して、モロニに向かったものです。通常の飛行時間は4時間半ですが、空港の管制塔は飛行機が墜落する前に着陸準備の通報を受け取ったものの、そのすぐ後に連絡が途絶えたとしています。(翻訳:Yan)
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