イランのメディアによりますと、イラン護憲評議会は29日、「確認した結果、規定違反の状況はなく、内務省がこのほど発表した第10回大統領選の結果は真実で有効である」と発表しました。
報道によりますと、護憲評議会のジャンナティ議長は書簡を提出してマフソーリ内相に関連の状況を報告しました。ジャンナティ議長は書簡の中で、「『徹底した、全面的な調査』を経て、護憲評議会は今回の選挙には『規定違反或いは不正行為』がなく、規範的でないところがあるものの、関連の告発が根拠のないものだと認めている」としています。
なお、イラン内務省は13日、「アフマディネジャド現大統領は62.63%の得票率で大統領選で勝利した」と発表しました。その後、その他の3人の候補者はいずれも、選挙には多くの規定違反があると表明し、そのうち、ムサビ元首相とカルビ元国会議長は選挙結果を撤廃し、改めて選挙するよう護憲評議会に要求したということです。(翻訳:玉華 チェック:大澤)
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