イランの最高評議会は27日声明を発表し、法律を通じて大統領選挙をめぐる混乱を解決するよう強調しました。
国営イラン通信によりますと、声明は、最高評議会が同日午後開いた会議後、発表したものです。声明は、護憲評議会に選挙に関する訴えについて慎重かつ公正な調査を行うよう求めています。同時に、すべての大統領候補に護憲評議会と緊密に協力するよう呼びかけました。
最高評議会は議会と護憲評議会などの国家機関の間に生じた意見の食い違いを解決する機関であると同時に、イラン最高指導者の顧問機関でもあります。現在、ラフサンジャニ元大統領が議長を務めています。護憲評議会は議会が採択した決議などを審議する権限を持っており、大統領選、議会選、国民投票を監督します。(朱丹陽)
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