日本外務省などの招きで、中国国家行政学院在学中の公務員一行43名が研修のため、6月28日から7月5日まで日本を訪問します。この交流プロジェクトは11年続いており、この間に、中国から日本へ379人、日本から中国へ85人が研修に訪れていました。
研修テーマは毎年異なり、昨年は四川大地震が発生したため、「日本の危機管理」でしたが、今年は世界金融危機に直面していることから、「日本は国際金融危機にどう立ち向かうか」がテーマとなっています。
研修団のメンバーは、各地方政府の公務員で、実務経験が豊かで旺盛な吸収力を持つ若手幹部からなり、ほとんどが日本訪問は初めてです。担当者によりますと、日本人に直接向き合うことで、日本そして日本人に対し具体的な印象を持てるようになり、また、以前抱いていた印象とかなり違うところもあったと研修に参加した多くの人が話しているということです。また、時間を厳守する仕事ぶり、職務に忠実で実行力が強く、マナーが良く友好的な姿勢の日本人に心打たれたという人も少なくありません。
中日間の相互理解を深めることが、まさに、本プロジェクトの趣旨となっています。(文 王秀閣)
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