中国人民解放軍の陳ヘイ（火偏に丙）徳参謀総長は25日、「平和維持活動の特殊な要請に基づき、軍隊の能力を強化していく」との考えを示しました。

　同日北京で開かれた軍隊平和維持活動会議で述べたものです。この中で、陳総参謀長は「平和維持の国際責任と国家利益の擁護を統一させて、対外交流の能力を高め、原則的な立場を堅持し、臨機応変にに対処する能力や安全への予防能力を高め、安全と安定を確保していく」と強調しました。

　中国の軍隊は1990年以来、国連の18件の平和維持活動に参加し、1万2753人の兵士を派遣してきました。

　同日、中国国防省の平和維持センターの除幕式も行われました。このセンターは中国解放軍の平和維持訓練や国際交流を行う場で、敷地面積は1万6000平方メートルです。（0６／２６　翻訳者：Lin　チェッカー：横山）