西北部甘粛省の馮健身副省長は25日北京で、「2020年までに甘粛省の風力発電と太陽エネルギーによる総出力が2300万キロワットアワーに達することから、甘粛省は中国最大のクリーンエネルギー基地になるだろう」と述べました。
馮健身副省長は、その際「今年末までに、甘粛省の風力発電による出力は200万キロワットアワーに達する。そして2020年には2000キロワットアワーになり、これは三峡水力発電所の発電量に相当する。また、太陽エネルギーによる発電出力は330万キロワットアワーに達する見込みだ」と述べました。
中国では、クリーンエネルギーの開発が重視されており、中国の発電総出力は8億キロワットアワーで、そのうちクリーンエネルギーが5分の一を占めています。また風力発電の総出力は1000万キロワットアワーを突破し、世界5位となっています。さらに、原子力発電では、去年稼動したプロジェクトの出力がこれまで20年の総出力に相当し、1512万キロワットアワーになる見込みです。(翻訳:トウエンカ)
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