24日に開幕した国連「世界金融・経済危機及び発展への影響に関するハイレベル会議」に出席した中国外務省の楊潔チ外相が、ニューヨークの国連本部でパン・ギムン国連事務総長と会談しました。

　楊潔チ外相は、「国際金融危機に積極的に対応し、世界経済の復興を促進することが今の最も重要な任務だ。国際社会は危機に対応するだけではなく、発展問題も考えるべきだ。今回のハイレベル会議は、各国の協力の強化や発展途上国の発言権を保障することなどに意義がある」と述べました。

　これに対して、パン・ギムン事務総長は、「中国は国際社会で国際金融危機の対応に重要な貢献をした。特に、G20金融サミットなどの国際協力会議に積極的に参加した」と述べました。(万、吉田)