中国孔子学院本部の招きに応じ、アメリカ40の州の小中学校の校長や教育行政機関の代表合わせて430人が24日、中国を訪問しました。外国との教育交流では過去最大規模の訪問となります。

　孔子学院本部の許琳幹事長とアメリカ大学理事会のケパートン会長は歓迎式で、中国語の教材や中国文化を紹介する書籍などをアメリカ側に寄贈する合意文書に調印しました。訪問団一行は北京で中国語と中国文化の講座に参加するほか、黒竜江省や河北省、湖北省などを訪れ、地元の小中学校と協力を話し合う予定です。

　アメリカでは現在、中国語の授業を行っている小中学校は4000校を超え、中国語を勉強する児童や生徒は14万人以上に達しています。アメリカでは外国語教育の中で中国語の学習者の増加率が最も速いということです。(鵬)