会員登録

チベット、砂漠化防止システムを構築

2009-06-19 16:50:36     cri    
 チベット自治区林業局が明らかにしたところによりますと、ここ数年、チベットでは砂漠化が年平均4万ヘクタールという規模で拡大しています。現在、チベットは砂漠化防止の総合システムを構築し、自然環境を改善することにに力を入れています。

 チベットの干ばつ・半干ばつ状態にある土地は大きく、森林の面積はそのわずか10%あまりで、草原の面積の縮小が深刻な状況にあり、自然条件が砂漠化の主な原因となるほか、草原での過度な放牧、天然林の伐採、鉱業の開発なども砂漠化の拡大に拍車をかけています。現在、チベットにおける砂漠化が進んだ土地は2170万ヘクタールに達しているということです。

 ここ数年、チベットは人工造林や草原への立入禁止措置などを講じて、砂漠化した土地を4万ヘクタール余り改善しました。現在、投資総額5000万元余りの「チベット東南部砂漠化防止プロジェクト」もスタートしています。(翻訳:玉華 チェック:安藤)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS