講演している門司健次郎氏(左) |
試飲会のために、用意されたお酒 |
日本酒造青年協議会の第3回「酒のサムライ」の叙任者である、日本外務省・広報文化交流部長を務める門司健次郎氏が18日夜、在中国日本大使館の広報文化センターで日本酒について講演しました。北京の文化交流事業やメディアなどの関係者が出席しました。
門司氏は講演会で、日本酒の醸造方法や分類、味、飲み方、食べ物との相性などについて詳しく紹介しました。日本の隣国として、中国も同様に、悠久の「酒」文化を有していることから、来場者は興味深げに講演に聞き入っていました。講演の後、日本酒の試飲会も行われました。門司氏も来場者の質問に熱心に答え、会場は非常に盛り上がりました。
門司健次郎氏プロフィール:
来場者の質問を熱心に答えている門司健次郎氏 |
現在、広報文化交流部長として、諸外国の国民や世論を対象とする広報文化外交を担当しています。日本酒・酒造りは日本の文化・芸術そのものであるので、日本酒担当とも言えます。
かつて、オーストラリア、ベルギー、イギリスの各大使館とEU・欧州連合代表部(在ベルギー)に勤務をし、2003年より条約局審議官、防衛庁(後に防衛省)防衛参事官を経て、2007年3月より2008年7月まで在イラク大使としてバグダッドに勤務。2008年7月より現職に就かれています。
学生時代の悪酔いの苦い経験から日本酒を避け、ワイン、スピリッツを愛飲されていたようですが、80年代終りに日本酒の素晴らしさに接し、衝撃を受ける。日本にも世界に誇れる「國酒」があったのだと感動され、日本酒の海外普及のための活動を始められました。在外勤務では自宅夕食会において必ず日本酒を供するとともに、現地の日本との友好団体、大学、国際機関などで日本酒の講演・利き酒会を数多く主催しています。東京でも、在京外交団、武官団に対し、利き酒会開催や居酒屋巡りなどを通じて日本酒を広める活動をされております。1996年より日本酒輸出協会顧問。
(酒サムライ公式ウェブサイトより
http://www.sakesamurai.jp/person08.html)
(編集:洋 チェック:横山)
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