中国の尹蔚民人力資源・社会保障相は15日、ジュネーブで行われたILO・国際労働機関の「金融危機にによる就業への対応サミット」で、金融危機による就業への影響を共同で克服するため、4つの提案をしました。
まず第1に、就業の安定と拡大を経済と社会発展戦略でより重要な地位に据え、各国が自国の国情に基づき、経済の回復計画を制定し、優先させる作業の重点を確定するよう奨励、尊重する。第2に、開放と協力を堅持し、就業増大を促進し、各国の就業分野における協力、対話と経験の共有を強化し、保護貿易主義に反対する。第3に、政府と企業、労働組合の協力を促進する。第4に、発展途上国の利益を保護し、共同の発展を促すとなっています。
また、尹蔚民社会保障相は中国政府の金融危機への対応、就業の安定を維持する面で講じた主要な措置について説明しました。(Katsu)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |