パン・ギムン事務総長はこの日ウィーンで開幕した「国際科学大会」で挨拶し、「朝鮮がこのほど行った核実験は安保理の決議に違反したと同時に、国際核軍縮および核拡散防止に対する威嚇だ。国際社会は核軍縮の緊迫性をより感じ取っただろう」と述べました。

　パン・ギムン事務総長はさらに、「核兵器をなくすことは、人類に計りしれない利益をもたらすだろう。またＣＴＢＴＯ・包括的核実験禁止条約機関の努力に感謝する」と述べました。

　国際科学大会は、ＣＴＢＴＯの専門家会議であり、核軍縮問題に関する重要な国際会議でもあります。50カ国からの400人余りの専門家、外交官、政府高官およびＮＧＯの代表が大会に参加しました。（翻訳：ooeieiチェック：大澤　慶子）