中国の陳竺衛生相はこのほど、ＷＨＯ・世界保健機関のマーガレット・チャン事務局長と電話会談した際、「中国の新型インフルエンザの感染状況はコントロール範囲内だ」と述べました。

　陳竺衛生相は、「現在、大陸で発見された感染例は100人を超えた。そのうちの9割は海外から入国したものである。すべての感染例はその感染源まで追跡可能で、コントロールできる範囲内である。政府が取った措置は効果的であることが実践で証明している」と述べました。

　マーガレット・チャン事務局長はこれに対して、「このところ、新型インフルエンザの感染は更に拡大している。各国はこれに合わせて、感染の防止や予防に関する措置を調整し、人々の理解と支持を得るべきだ」と述べました。（翻訳：ooeieiチェック：大澤　慶子）