中国の胡錦涛国家主席は2日、北京で、アメリカのガイトナー財務長官と会談しました。
胡錦涛主席は席上、「中米両国は世界で重要な影響を持つ国として、国際金融危機に対応し、世界経済の復興を推進する面でも、国際や地域問題を処理し、世界の平和と安全を維持する面でも、共通の利益と重要な責任を持っている。中国はアメリカと共に、両国の各レベルの対話を強化し、各分野での交流と協力を拡大し、中米関係の発展を推し進めていきたい」と述べました。
これに対して、ガイトナー財務長官は、「オバマ大統領は、中国との協力関係を発展させると約束している。アメリカはまもなくワシントンで開催される米中戦略・経済対話で積極的な成果を収めることを期待している。両国が共に関心を寄せる問題について対話を行う共に、金融、貿易などの分野で中国と協力し、国際金融システムの改革を推進し、世界経済の安定と持続可能な発展を促進していきたい」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:吉田)
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