第3回「ローバ(珞巴)族民俗、チベット族医薬文化観光祭」が28日、チベット自治区の林芝地区米林県で開幕しました。観光客は、中国で人口が最も少ない少数民族であるローバ族の民俗風習を体験することができます。
今回の観光祭では、民俗生活体験や民俗芸能、野生黄牡丹鑑賞、チベット医薬創始者遺跡観光などのイベントがあります。そのうち、黄牡丹は全世界でも絶滅に瀕している貴重な植物であり、世界で僅か1万本あまりしか残っておらず、米林県には5000本余りがあります。
ローバ族は、中国の56の民族の中で人口が最も少なく、わずか2985人しかいません。林芝地区米林県の南伊溝は最大のローバ族の定住地です。なお、米林県のローバ族の服装は国家級無形文化財リストに指定されています。
(翻訳:洋 チェック:金井)
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