放送中国の声「中央ニュース報道」の29日の報道によりますと、WHO・世界保健機関は「喫煙者の中、半ばの人々が喫煙による疾病のため、死亡する可能性がある。また、毎年、多くの人が副流煙のため健康が損なわれている」と警告しました。31日の無煙日を称揚するため、北京市愛国衛生委員会は、この日に1時間断煙することを提案しました。
北京愛国衛生委員会の孫賢林副主任は、「喫煙は病気の大きな原因となっている。タバコは人体の各器官を損害する。中国では、毎年、喫煙による病気の死亡者数は百万人を超え、副流煙による死亡者数は10万人もいる」と述べました。また、中国禁煙協会の曹貴栄会長は、「中国はタバコの生産と消費の一番多い国で、現在、約3億5000万人の喫煙者がいる。そして、毎年、300万人が増えている。禁煙を取りまく環境は非常に深刻だ」と述べました。
断煙1時間という活動は、北京のほか、上海、天津、瀋陽、済南、石家荘、太原などの都市でも行われるということです。この活動では、科学的な方法で禁煙知識が普及され、31日の午後5時31分から6時31分まで実際に禁煙されるということです。(翻訳:トウエンカ)
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