中国の張少春財務次官は27日国務院の記者会見で、金融危機に対応するため積極的な財政対策が取られており、現在のところ、実施状況は順調だと明らかにしました。
張財務次官は「中国政府は内需拡大のため、去年の第4四半期から来年末までを期間とした総額4兆元の投資計画を実施しており、そのうち中央予算の増加分は1兆1800億元である。今年4月30日までに、中央予算増加分の3分の1を占める3924億元が拠出された」と述べました。
また、国家発展改革委員会の穆虹副主任は、この記者会見で「政府は低所得者の住宅問題や農村の生活改善、インフラ整備、医療、教育、環境保護などのために、去年の第4四半期と今年初め、2回にわたって投資した。今年4月末までに、これらの事業は順調に進められている」と明らかにしました。(鵬・吉田)
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