OIC・イスラム諸国会議機構第36回外相会議が25日、「ダマスカス宣言」を採択して閉幕しました。「宣言」は、イスラム世界が直面している21世紀の課題に対応するため、イスラム諸国が効果的な協力を強化するよう呼びかけています。
「宣言」では、「現在、イスラム諸国は政治、文化の分野で大きな課題に直面している。これらの課題によりよく対応するため、イスラム諸国は効果的な協力を強化すべきだ。また、イスラム諸国の利益と権利を維持するため、OICはさらに役割を果たさなければならない」と強調しています。
また、中東問題について、「イスラエルは依然として、ヨルダン川西岸にユダヤ人入植地と隔離フェンスを築き、ガザ地域を封鎖している。従って、この現実を見てイスラム諸国全体がイスラエルと如何に関係を発展させるかを考え、イスラエルが中東の全面的和平の約束を履行するかどうかを条件としなければならない」と述べています。(翻訳:玉華 チェック:大澤)
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