中国衛生省が25日夜発表したところによりますと、湖南省で1例の新型インフルエンザ疑い例が発見され、患者はアメリカからの19歳の男子留学生だということです。

　これまで、中国大陸で11人の輸入性新型インフルエンザ感染例が確認され、1人の疑い例が発見されました。確認例のうち、4人は全快で退院し、7人は病院で治療を受けており、体温は正常で、病状は安定しているということです。

　そのほか、25日、香港では、新たに2人の新型インフルエンザ感染例が確認され、確認例は9人に上りました。台湾での確認例も9人に達し、そのうち、1人は島内感染例だということです。いま、台湾での新型インフルエンザ感染の警戒レベルはフレーズ3に引き上げられました。（05／26　翻訳者：Lin　チェッカー：大澤）