日本の内閣府が20日発表した統計データによりますと、日本の09年1~3月期のGDP(国内総生産)が物価変動の影響を除いた実質で前期比4.0%減、年率換算で15.2%減となり、戦後最悪を記録したということです。
今年第1四半期、日本の輸出や企業の設備投資、個人消費なども急落しました。内需と外需による日本経済の成長への寄与度はそれぞれ、マイナス2.6%と1.4%となりました。
同時に、内閣府は、2008年度の日本経済の実質成長率はマイナス3.5%となったと発表しました。
去年9月に世界金融危機が勃発して以来、欧米経済の急速な衰退や需要の急落などの影響を受け、輸出を頼りにしている日本経済は深刻な景気後退に陥っています。去年第4四半期、日本経済は年率換算で前期比、14.4%減となりました。2カ月間連続して、マイナス成長となるのは、戦後初めてのことです。
(翻訳:洋 チェック:金井)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |