中国長江（揚子江）三峡工程開発総公司の李永安社長は15日、「去年の四川大地震と二回にわたる高水位の増水テストを経て、三峡プロジェクトの堤防、発電所などの運営状況は良好だ」と明らかにしました。

　この三峡プロジェクトは長江（揚子江）の上流と中流の合流地点に建設されている大型水利プロジェクトで、洪水の予防、発電、水上輸送などの機能を果たしています。

　李社長の話によりますと、70万キロワットの32組の発電ユニットのうち、26組が完成し送電しており、残りの6組は水中発電ユニットで建設中です。（朱丹陽）