中国の胡錦涛国家主席は7日、南アフリカの新しい大統領に当選したジェイコブ・ズマ氏に祝電を送りました。

　胡錦涛国家主席はこの中で、「南アフリカは成立してから15年の間、与党・アフリカ民族会議（ANC）の指導の下で、政治の安定や民族の和解および経済社会の発展がいずれも順調であり、その国際的地位も絶えず向上してきた。今回の総選挙でズマ議長が大統領に当選したのは、アフリカ民族会議が国民から十分な評価と信頼を得ていることを表している」と述べました。

　さらに、「中国と南アフリカはいずれも重要な発展途上国であり、平和の維持、発展の促進、国民生活レベルの改善、国の建設などの任務を担っている。新しい情勢の下で、私はズマ大統領と共に努力し、両国の全面的な協力を強化し、双方の互恵関係と共同発展を促すことに貢献していきたい」と表明しました。

（翻訳：洋　チェック：大澤）