中国の胡錦涛国家主席は6日夜、アメリカのオバマ大統領と電話会談を行いました。
胡錦涛国家主席は、「先月ロンドンサミットでの会談で、全面協力し合う中米関係を築くため、中米戦略と経済対話メカニズムの設立、国際金融危機に共に対応し、国家間および地域問題における調和と協力関係を強化することなどで一致した。現在、双方はこれらの共同認識を着実に実行している。中国はアメリカと共に、両国関係の安定かつ健全な発展を推進していきたい」と述べました。
オバマ大統領は、「ロンドンサミットの期間中、両国が今後も協力関係を進めていけるよう話し合った。これは戦略的対話のよいスタートだ」と述べました。
また、胡錦涛国家主席はアメリカの一部地区で発生したA型インフルエンザ(H1N1)にお見舞いのことばをかけ、「中国政府はA型インフルエンザを重要視しており、WHO、アメリカなどとの交流や協力を強化し、共に対応していきたい」と述べました。
これに対して、オバマ大統領は感謝の意を表し、「アメリカはA型インフルエンザ(H1N1)に対応するため、効果的な措置をとり、状況を引き続き見守っていく」と述べました。(翻訳:ooeieiチェック:安藤 直子)
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