中国の国務院は、この間の常務会議で、「福建省の海峡西岸経済区建設を支持することに関する意見」を採択しました。
会議は、海峡経済区は東は台湾と隔たり、北は揚子江・長江デルタに臨し、南は珠江デルタと接していることから、区域経済の発展で重要な位置にあるとしています。そして、両岸関係が非常に積極的な兆しを見せている現在、比較的有利な位置を生かした先行的な政策を福建省に与えるべきだとみています。
会議はさらに、「海峡西岸経済区は両岸の住民が交流する試行的な区域だ。この地区の建設に当たって、両岸関係を平和的に発展させるというテーマをしっかり据え置く必要がある。両岸の交流に力を入れ、互恵共栄を促進していく」と強調しました。
この意見は、さらなる修正を行ってから公表されます。(朱丹陽)
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