中国石油天然ガスグループの周吉平副総経理は23日「中国石油天然ガスグループとロシアの会社の共同建設による石油パイプラインプロジェクトは4月末着工し、2010年末、操業が始まる予定だ」と明らかにしました。

　中国石油天然ガスグループは今年2月、ロシア石油企業のロスネフチ社とロシア国営のパイプライン操業会社とそれぞれ長期的な原油貿易協定を調印しました。このほか、中国はロシア国営のパイプライン操業会社とパイプラインのデザイン、建設、操業に関する協定を調印しました。双方は、ロシアの極東石油パイプラインの第1期プロジェクトの下で、ロシアのスカヴァラディナから、中国東北地区の黒竜江省漠河を経由し、大慶に到着するパイプラインを共同で建設します。

　ロシアは今後20年間、中国に年間1500万トンもの石油を輸出することになります。（04/24　翻訳：Yin　専門家：大澤）