中国外務省の姜ユ報道官は23日の記者会見、北京で「中国政府は、ハッカーを含むコンピューターに侵入する行為を厳しく取り締まる。そして、関連法律で処罰する。調査せずに、中国をインターネットスパイというのは、無責任なことだ」と重ねて語りました。

　姜ユ報道官は、「中国政府の関連部門はこのような行為を厳しく取り締まることを重視している。中国警察も他国との協力を強化し、国境を越えたネット犯罪などの活動を取り締まる。国際刑事警察機構とも協力し合う」と述べました。

　また、姜ユ報道官は「去年末までに、中国のネット人口は3億人に達し、規模は世界一になった。中国側もネットスパイの攻撃を受けている。統計によると、中国のパソコン10台のうち、8台が攻撃を受けたことがある」と述べました。(万、吉田)