中国の温家宝首相は17日、ボアオアジアフォーラムに出席するため海南省三亜市を訪れたベトナムのグェン・タン・ズン首相と会談しました。

　グェン・タン・ズン首相はボアオフォーラム開催期間中に温家宝首相と会談した初の外国指導者です。

　会談で、温家宝首相は、「来年は中国とベトナムの国交樹立60周年で、中越友好年行事を催す。国際金融危機の影響を受けているにもかかわらず、去年、両国の貿易額は8％増加し、200億ドル近くとなった。これは双方の協力には広い前途があることを物語っている。このほか、去年末まで、両国は国境碑を立てる作業を完成した。これは国境地帯の長期的な安定と共同発展に、強固な基礎を築いた」と評価しました。

　グェン・タン・ズン首相は、今回180人からなる代表団を率いています。(翻訳：トウエンカ)