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軍事専門家空母開発の重要性を強調

2009-04-17 16:15:56     cri    




















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 中国海軍の呉勝利司令官はこのほど記者のインタビューに答えた際「中国は海上での軍事行動に使う大型艦艇の研究開発を急いでいる」と明らかにしました。中国の軍事問題専門家の宋暁軍氏は当局の記者のインタビューに答えた際、「航空母艦を含む海上での軍事行動に使う大型艦艇を開発することは中国の国力が増大したことを示しており、中国造船業の現代化を進め、中国の海上防衛で大きな役割を果たす」と話しました。

 今年は中国海軍の設立60周年に当たります。60年の発展を経て、中国海軍は艦艇部隊、潜艇部隊、航空隊、沿岸警備隊と陸戦隊からなる総合的な部隊となっています。呉勝利司令官は「中国は最先端の戦闘艦、新型潜水艦、超音速戦闘機などを開発する」と表しました。

 宋暁軍氏は「造船業から見れば、多くの部品の国産化率が低く、40%程度しかない。レベルアップを図るためには、投入を増やすことが必要だ。造船業を発展させることは中国の現代化の証であり、また中国の海上防衛上、重要なことである」と語りました。

 艦艇の開発と中国経済の関係について、宋暁軍氏はこのように分析しています。

 「現在の海上防衛レベルは中国の経済レベルと一致していない。中国の経済が急速に発展しているのに対し、海軍の発展は遅れている。実情から考えると、遠洋海軍が必要である。特に中国が急速な工業化と都市化の段階に入ってから、鉄鉱石や、石油を含む多くの原材料の輸入が著しく増え、輸出も盛んになっている。このことから、海上防衛のために海軍がなくてはならない。」

 注目されている空母の開発について、宋暁軍氏はこのように述べています。

 「空母については、まず国産化率を高くする必要がある。機能は別として、高い国産化率が求められている。また、この空母は大型ではなく中規模なものである。中国は制海権を得ようと思っていないからだ。中国の国際関係の考え方は、平和と発展を重視している。しかも、この2点が極めて重要だと思う」

 また、宋暁軍氏は「わずか60年の中国海軍は強い海軍を持つ国と比べれば、軍備面、訓練レベル、実戦の面で大きな差があり、発展にはまだ時間がかかる。このため、海軍の発展は短期的なものではなく、2世代から3世代にわたる努力が必要だ」と見ています。(04/17 翻訳:Yin 専門家:安藤)

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