主要上場企業の財務諸表の業績回復で、経済回復に対する投資家の自信が強化されたため、国際原油価格は16日、小幅に上昇し、ニューヨーク市場では1バレル50ドル近くになりました。
アメリカエネルギー省が16日発表したところによりますと、4月10日までの一週間に、天然ガスの在庫レベルが大幅に上昇したため、OPEC・国際石油輸出国機構は今年の世界の原油需要予測を引き下げました。しかし、今年の下半期に経済が回復すると共に、石油に対する需要が増加するだろうという投資者の思わくがは原油価格の上昇を促しました。
これら要素の影響で16日、ニューヨーク商品取引所では、5月に引き渡す原油の先物価格が73セント増え、1バレル49.98ドルで、ロンドン国際石油取引所の6月に引き渡す北海ブレント原油の先物価格は62デン上昇し、1バレル53.06ドルと付けました。(翻訳:トウエンカ)
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