国際原油価格は12日、大幅に上昇する傾向を見せました。これは、アメリカの小売実際販売額が予測を上回っていることや、OPEC・石油輸出国機構が今週末に生産量をさらに削減することなどの影響です。これによってニューヨーク市場の原油価格は1バレル47ドル以上に回復しています。
この日、ニューヨーク商品取引所の4月わたしの軽質原油の先物価格は前の取引日より4.70ドル上がり、終値は47.03ドルでした。この上昇幅は11%を超えています。一方、ロンドン国際石油取引所の4月わたしの北海ブレント石油の先物価格は3.69ドル上がり、終値は45.09ドルでした。
アメリカ商務省が12日発表したデータによりますと、今年2月、アメリカの小売販売額は1月より0.1%減少したことから、予測した0.5%の減少幅より小さいということです。アメリカのガソリンスタンドの2月の販売額が1月より3.4%増えたからです。OPECは今月15日、ウィーンで議長会議を行い、生産量をさらに削減する計画を出す予定で。報道によりますと、ロシアのイーゴリ・シュワロフ副首相も会議に出席する予定であることから、ロシアも生産量を削減する可能性が高いと見られています。このことが、12日の国際原油価格上昇の原因だと見ています。(03/13 翻訳:Yin 専門家:金井)
| ||||