パキスタンのユサフ・ ギラニ首相は12日イスラム教徒連盟シャリフ派に対し、内閣に復帰するよう要請しました。

　パキスタン国営APP通信によりますと、「ギラニ首相は当日、首相官邸でイスラム教徒連盟シャリフ派のシャバズ・シャリフ総裁と会談を行った。ギラニ首相は国家利益のためにパキスタンで重要な影響力を持つ党派・パキスタン人民党とイスラム教徒連盟シャリフ派の協力が必要だ。目下、シャリフ派はすでに内閣復帰の条件を備えた」と伝えました。

　報道によりますと、「会談の際、双方はパキスタンの政治情勢や国内外の安全問題について討議を行った」とした上で、「パキスタンのすべての党派は協調して議会に国家政策を定める最高機関の役割を発揮させるべきである」としました。

　（翻訳：ＨＵＡＮＧＪＩＮＧ　吉田）