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中国、ASEANと共同で協力計画と措置を実施

2009-04-12 14:58:38     cri    




















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 タイの国内情勢によって、タイ政府は11日に予定されていたASEAN・東南アジア諸国連合と中日韓三国(10+3)の指導者会議を中止しましたが、中国の温家宝首相のタイ訪問に随行した楊潔チ外相は帰国の途中、「今回会議は中止されたものの、中国はASEAN諸国や他の関係国と連携を保ち、すでに決まった協力計画と措置を真剣に実施していく」と表明しました。

 楊潔チ外相は、「温家宝首相は、今回の関連会議で共同による危機対応と東アジアの協力促進に関する一連の重要な主張を打ち出し、さらに関連の具体的な措置を発表する予定だった。それは、中国・ASEANインフラ施設の建設と互いの連携強化のため、中国が100億ドル規模の『中国・ASEAN投資協力基金』を設置すること。3―5年内に、双方の協力プロジェクト実施支援のため中国は150億ドルの信用貸付を提供すること。カンボジア、ラオス、ミャンマーの3国の困難克服を支援するため総額2億7000万元の援助金を提供すること。中国とASEAN双方の各分野の協力を促すため、『中国・ASEAN投資協力基金』に500億元を追加投入すること。東アジアの食糧安全の強化を目的とする『東アジア米緊急備蓄プロジェクト』実施のため30万トンの米を備蓄することだ」と述べました。

 また、温家宝首相は、『チェンマイ・イニシアティブ』の多角化やアジア債券市場の建設、通貨スワップ協定の域内での普及、域内の自由貿易区の設置、及び中日韓三国の協力などについて各国の指導者と意見交換を行う予定でした。

 さらに会議の後に予定された中国・ASEAN自由貿易区『投資協定』の調印は、自由貿易区の交渉が終了することを意味しています。中国・ASEAN自由貿易区は2010年までに出来る見込みで、これは双方の関係強化や東アジアの協力強化に深い影響をもたらすことになります。

 しかし遺憾なことに、ASEAN諸国、中国、日本と韓国の指導者がパタヤに到着した後、メイン会場や主な交通幹線は地元の反政府グループに包囲されました。そこでタイのアピシット首相が温家宝首相に会議延期を通報したのですが、これをうけ温家宝首相は、「タイの友好的隣国、それに中日韓三国の指導者会義の議長国として中国は、タイ政府の決定に理解を示す。タイ政府が国内情勢の安定に努め、経済と社会の発展を保つよう希望する。中国はこれまでどおり、タイと関係諸国との友好協力関係を推進していく。また会議延期とはいえ、ASEANとの協力を推進するための中国の政策や措置は変わることはない」と強調しました。

 タイを離れる前、温家宝首相は空港でASEAN諸国の一部加盟国の指導者と接触した際、この立場を再び強調し、「会議開催の条件が整いさえすれば、中国は会議に進んで参加する」と表明しました。

 楊潔チ外相は、最後に「東アジアの協力推進という中国の願いは真摯なものであり、その決意も変わらず、すでに実際の行動を取っている。中国は東アジア諸国と共に、当面の困難を乗り越えることに努力していきたい。東アジアの協力の未来はきっと麗しいものになると信じている」と語りました。(翻訳:洋)

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