中国の李克強副首相は7日北京で、「中国とフランスとの友好協力関係が絶えず発展したことは、両国や両国国民の利益に合致している」と述べました。

　李克強副首相は、第15回中国・フランス経済シンポジウムに出席するため中国を訪れたフランスのラファラン元首相と会談した際、「良好な政治関係と相互信頼を維持することは、経済協力と貿易を含む各分野の協力推進に重要な意義がある」とした上で、今回シンポジウムに参加したフランス企業の代表が、それぞれの影響力を発揮し、両国関係の健全、かつ安定した発展を推進していくよう期待しました。

　李克強副首相はさらに、「中国は経済成長を保っていく自信がある。内需拡大に力を入れていくし、フランスを含む国などとの貿易を重視している」と述べました。

　これに対してラファラン元首相は、中国・フランス関係の改善に喜びの意を表し、「中国側と共に努力し、両国国民の友情を深め、各分野における協力を強化し、戦略的パートナー関係の発展を促進していきたい」と述べました。（翻訳：ooeiei）