G20 ・主要20カ国首脳第2回金融サミットが2日ロンドンで開かれました。会議に参加した中国代表団の馬朝旭報道官は、「サミットは国際金融危機への対応と世界経済の振興について、一連の効果的な措置を講じ、積極的かつ実務的な成果を挙げ、国際社会に積極的なシグナルを出した」と述べました。

　馬朝旭報道官は、「今回のサミットはマクロ経済調整に力をいれ、世界のニーズを刺激し、経済の振興を促進することを約束した。また、国際金融機構の資金を増加し、発展途上国の発言権と代表性を強化し、国際金融に対する監視管理面での協力を一段と強化して、系統的な影響がある金融機関・市場を監督管理の範囲に入れることを約束した。さらに、貿易保護主義を排斥し、ドーハ交渉をできるだけ早く完成することを改めて明らかにしたほか、発展問題を高度に重視し、ミレニアム目標を実現させることに全力を挙げることを強調した。これらの成果は各方面の自信を固め、金融市場を安定させ、世界経済の成長を促進させることに重要な意義がある」と述べました。（翻訳：トウエンカ）