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(更新)胡錦涛国家主席、麻生首相と会談

2009-04-03 11:46:23     cri    

 胡錦涛国家主席は4月2日、ロンドンで日本の麻生太郎首相と会談しました。

 この中で、胡錦涛主席は「中日の戦略的互恵関係は新たな発展の時期に入った。現在、国際情勢には変化が起き、特に国際金融危機の影響は世界各国に広がっている。このような情勢の下では、中日両国が協力を強化して、共に危機を乗り越えることが肝要になっている。このため、中日間にはハイレベルの交流を保ち、両国首脳が隔年で相互訪問を続けていき、両国首脳が多国間会議のような場でも頻繁に接触することで、中日関係や其の他の国際問題について意見を交換していくことを提案する。このほか、双方は互いに経済貿易協力をさらに推進し、今年の貿易額を安定させると同時に、貿易構造を調整し、情報、環境保全、ハイテクなどの分野における協力を強化して、新たに成長が望める分野を見出したい。中日双方は持続的に政党、立法機関、軍事などの分野の交流を進め、両国の国際的、特にアジアにおける実務面での協力を強化して、共に地域内の国家の金融危機対策を支援し、北東アジア自由貿易区の構築を推進し、地域の共同市場の拡大を目標に、地域金融面での協力を推進していきたい。これと同時に両国間にある敏感な問題を善処することで、両国関係を維持していきたい」と述べました。

 また、胡錦涛国家主席は「中日関係が現在の情勢に至ったことは容易なことではなく、まさに価値のある関係である」として、「両国間の4つの政治文書で達成した原則と理解に基づいて関連の敏感な問題を善処することで、特にこれらの問題が両国関係に悪影響をもたらすことを防ぐべきだ」という考えを示しました。

 これに対して、麻生首相はまもなく行われる中国訪問に期待を示し、今年、中国で日中韓3ヵ国首脳会議を開くことに喜びを感じているとして、日中双方が各分野の交流と協力を拡大し、共に国際金融危機に対応すべきで、当面の情勢の下で、日中双方は関税障壁を避け、保護貿易主義に反対して、世界経済の成長回復を推進していく考えを示しました。

 麻生首相はさらに、両国の青少年交流を維持・拡大することに期待し、日中双方が共同の利益から、一部の問題によって両国関係に影響を及ぼすことを避けるべきだとしました。(翻訳:ヒガシ)

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