カナダのトロント大学のマンク国際研究センターが明らかにしたところによると、これまで2年間で、中国における秘密のインターネットスパイ組織は、100カ国以上のコンピューターに不正に侵入し、大使館や外務省及び他部門の情報を盗み取っただろう、ということです。

　これについて、中国外務省の秦剛報道官は31日北京で、「『中国インターネットスパイ』は捏造された物だ」と示しました。

　秦剛報道官は、「中国政府は、インターネットの安全を一貫して重視し、ハッカーを含むコンピューターに侵入する行為を厳しく取り締まる。そして関連の法律で処罰する」と述べました。

　また、秦剛報道官は「『中国インターネットスパイ』を捏造した外国の人々の目的を達成させない」と指摘しました。(万、大澤)