中国紡績製品輸出入商会はこのほど、アパレル企業と紡績企業を代表して声明を発表し、アメリカが中国から輸入した紡績製品に対して監査と制限を行うことを非難しました。
これに先立ち、NCTO・全米繊維団体協議会は3月16日にコミュニケを発表し、2009年に入ってから中国から輸入した服装と紡績製品が急増しているため、米国政府が中国に対する輸入監査と制限をいち早く行うよう呼びかけました。
中国紡績製品輸出入商会は声明の中で、「中国は世界で重要なアパレルと紡績製品の生産国である。中国産の紡績製品は長い間、範囲が最も広く、基準が最も厳しい制限措置を受けている。今年始めに、中米間の紡績製品の輸出入協定が切れたため、中国のアメリカに対する紡績製品の輸出がやや伸びている。これは正常なことであり、米国の紡績産業に実質的なダメージを与えていない」と述べました。
声明は、米国が、中米間の紡績とアパレル製品に関わる取引の長期的な利益を十分に配慮し、グローバル化の流れと米国の消費者のニーズに従って、二国間貿易を損なう動きを行わないよう希望しています。(翻訳:KH)
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