世界知的所有権機関(WIPO)の「地域をまたぐ知的財産権ハイレベルフォーラム」は30日、北京で開幕しました。中国の王岐山副首相は席上、「中国は発展途上の大国として、または、WIPOのメンバー国として、世界各国と一緒に、均衡のとれた、効果的な知的財産権制度の設立を推し進め、世界各国の共同発展と人類文明の弛まない進歩を促していきたい」と語りました。

　王岐山副首相は、「中国の知的所有権を守る立場は揺ぎないものだ。これは国際社会への約束のみならず、自主的なイノベーションの能力を高め、発展モデルの転換を速めるという自らのニーズでもある」と強調しました。

　なお、今回のフォーラムには27の国と6の国際機構からの代表が参加しています。（翻訳：Yan）