楊潔チ外相は、中国訪問中のカザフスタンのマラット・タジン外相と30日、北京で会談を行いました。双方は、二国関係や共に関心の寄せる国際問題と地域問題について踏み込んだ意見交換をし、幅広い共通認識を得ました。
楊潔チ外相は、「中国はカザフスタンと共に努力し、双方の指導者が合意した協議を実行に移し、中国とカザフスタンの戦略的パートナーシップを一層強化し、経済、貿易、エネルギー、通関などの分野における協力を深め、東トルキスタンをはじめとしたテロ勢力、民族分裂勢力、宗教極端勢力の取り締まりに共に力をいれ、二国間関係を引き続き新しいステップに推し進めていきたい」と語りました。
これに対して、マラット・タジン外相は、「カザフスタンは『一つの中国』の政策をゆるぎなく守り、台湾問題やチベット問題における中国の原則と立場を支持し、引き続き中国と密接な協力関係を保っていく」と述べた上で、双方の実務的な関係を推し進め、カザフスタンと中国との関係を絶えず前進させていくと表明しました。(翻訳:Yan)
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