主要20国・地域（G20）金融サミットが4月、ロンドンで行われ、世界金融危機の対応について討議します。これに先立って、国際社会がサミットに対し協力関係を強化しています。

　国連のパン・ギムン事務総長は25日ニューヨークで、イギリスのブラウン首相と会談した後、G20金融サミットが金融危機への対応、発展途上国における経済発展の促進、国際金融機関の改革などで成果が収められるよう希望しています。

　フランスのサルコジ大統領は25日、アメリカのオバマ大統領と電話会談し、双方は、今回の金融サミットで国際金融の規範管理、世界的な景気刺激策などについて、具体的な決定を行うべきだと表明しました。（翻訳：シンエン　チェック：安藤）