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09年中日工商界の迎春会、日系企業は中国の内需を狙う

2009-03-25 21:05:49     cri    

 中日友好協会と中国日本商会が主催する「2009年中日工商界友好迎春会」が24日夜、北京で開催されました。迎春会には、中日友好協会の宋健会長や中国日本商会の中原秀人会長、在中国日本大使館の代表をはじめ、日中のビジネス界を中心に150人あまりが参加しました。

 今回の迎春会では、中国日本商会の協賛により日本での1週間の交流を体験した中国の大学生ら数十人も参加し、日本訪問の報告を行いました。

 中日友好協会の宋健会長は祝辞の中で、「金融危機の中で、中日両国の工商界はさらに協力し合う必要がある」と述べました。

 迎春会に出席した各業界の日系企業の代表は、今年の中国で内需拡大が事業展開のチャンスと見ています。

 光学・電子機器メーカーのキヤノン(中国)の原浩一郎代表は、「全世界が金融危機の影響を受けていますが、中国の経済の基礎はしっかりしていると思います。今年は中国市場で20%の成長が目標です」と話しました。

 商社大手の伊藤忠(中国)の宮西英明代表は「中国の内需拡大に期待しています。今年は特に西部や東北地方における事業に力を入れます」と語りました。

 ANA・全日本空輸(株)の佐藤信之執行役員は、「金融危機で観光業は大きな影響を受けていますが、中国の人にとって魅力的な商品を作りたい」と、中国人旅客の増加に力を入れると述べました。(取材:黄恂恂、チェック:安藤)

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