去年末に公開された新作『非誠勿擾(日本題:誠実なお付き合いができる方のみ)』で3億5000万元(日本円でおよそ50億円)の興行収入を上げ、中国大陸でこれまでの作品の興収が累計10億元(およそ140億円)を突破した初の映画監督である馮小剛(フォン・シャオガン)監督が先ごろ、中国新聞社、香港フェニックステレビなど国内外の中国語メディア10数社が選ぶ「2008年世界で最も影響力ある中国人大賞」を受賞しました。
馮小剛監督は記者のインタビューに対し、「中国は、間もなく世界の映画大国に肩を並べるようになる」と自信を表わした上、「今後、自分の作品を通じて、世界の人々に中国人もユーモラスだったり、ロマンチックだということを分かってもらい、より豊富な中国人像を見せることができれば」と語りました。
準備中の新作『唐山大地震』について、「人間の持つ善良さと心の温かさを表わすもの」と明らかにしました。(鵬・金井)
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