フランスの議会下院に当たる国民議会は17日、フランスのNATO・北大西洋条約機構の統合軍事機構への完全復帰を承認しました。
フィヨン首相はこの日の午後、議会で政府の外交政策を説明し、フランスのNATO軍事機構への復帰という決定を紹介し、議員たちに「政府の外交政策への信任投票を行うよう」求めました。このため、国民議会は4時間にわたって討議した結果、賛成329票、反対238票で承認しました。
サルコジ大統領はこれに先立って「フランスの軍事機構復帰のチャンスがやってきた。このことはフランスの独立に影響を及ぼしていない。さらに復帰を通して、フランスはNATOの政策決定に参加し、NATO内部における影響力を広げ、ヨーロッパの国防事業の進展を推し進めることができる」と表しました。(03/18 翻訳:Yin 専門家:吉田)
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