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第5回世界水フォーラム、イスタンブールで開催

2009-03-17 16:30:30     cri    




















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 WWF・第5回世界水フォーラムが16日から7日間にわたってトルコのイスタンブールで開かれています。このフォーラムに、中国など100余りの国や地域、国際機関から2万人余りの代表が出席しています。今回のフォーラムの目的は水資源の管理や水資源に関する意思の疎通、協力関係の強化にあります。

 WWF はWWC・ 世界水会議理事会が始めたもので、水問題におけるもっとも規模の大きい国際活動です。1997年、WWCの主催による第1回水フォーラムがモロッコのマラケシュで開催されました。それから3年ごとに行われています。

 当日、開幕式後にWWF で初となる首脳級会合が行われました。このサミットにトルコのギュル大統領やイラクのタラバニ大統領、沙祖康国連事務次長ら13の国と国際機関の指導者が出席しました。その席上、ギュル大統領は、「水問題を解決するには、技術援助だけではなく、政治的により注目されなければならない。水資源をいかに保護するかは、世界のすべて国と地域が直面する大きな課題だ。これは単なる社会問題ではなく、経済問題でもある。これについて、各国はトップレベルの対話を行うべきだ。また、WWCのルイ・フォション代表は、政治家は水問題を重視し、水問題の解決のために技術だけではなく、政治的に努力するよう呼びかけました。現在、先進諸国と発展途上国の間には、水資源の管理で大きな意見の食い違いが存在しています。このため、今回の首脳会合は政治分野におけるこれら問題の解決に向けて、有益な試みとなりました。

 今回のWWF では、国連「世界水行動報告書」が発表されることになっています。国連が最近発表したデータによりますと、現在のような水の使い方を続けると、2025年までに、世界の3分の1の人口が水不足の危機に陥る可能性があります。ギュル大統領は、「現在、世界のおよそ10億人が安全な飲用水を使用できない。現在、国際金融危機は水資源の管理や投資にマイナスの影響を及ぼした。今回の「世界水行動報告書」は各国の指導者が水資源の政策に参考になるだろう」と述べました。

 世界最大の発展途上国として、中国政府は今回のWWFを非常に重視しています。陳雷水利相を初めとする水利省や外務省、農業省、気象局からなる中国政府代表団は今回のWWFと関連会議に出席しています。陳水利相は中国政府を代表して、会議で基調講演を行い、また日本や韓国などの水利主管部門およびWWC など国際機関の要人と会談することになっています。先進技術を導入し、中国の水利、水力発電に関連する建設企業を国際市場に進出させるため、中国政府は今回始めて大規模な水利代表団をWWFと関連する活動に派遣しています。(翻訳:トウエンカ)

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