中国商務省は16日、今年はFTA・自由貿易協定の推進して、各国や地域との貿易協力を促すことを明らかにしました。

　商務省の報道官によりますと、これまで関税の引き下げや免除によってサービスと投資分野を一層開放することで、中国と貿易相手の国や地域は利益を得ました。たとえば、中国・ASEAN自由貿易協定の締結によって、双方は60％の商品でゼロ関税を実現しており、この数値は来年90％に達する見込みだということです。

　現在、中国は31の国と地域において14件のFTA商談を行っており、そのうち7件がすでに発効しています。（翻訳：黄恂恂、チェック：大沢）