パレスチナ自治政府のマルキ外相は15日ブリュッセルで、将来のイスラエル新政府が「二国体制」に取り組むよう促すと共に、パレスチナ側は平和プロセスに反対するいかなるイスラエル側の政府とも交渉しないと強調しました。
マルキ外相はこの日、EUのソラナ外交・ 安全保障政策上級代表やEUの輪番議長国を努めるチェコのシュワルツェンベルグ外相らとそれぞれ会談しました。会談後、マルキ外相は、「イスラエルのネタニヤフ元首相は右翼党派と組閣問題について交渉している。これらの右翼政党はパレスチナの国家樹立の権利を認めず、『二国体制』と和平交渉に賛成しない。これに対して、国際社会は高く注目すべきだ」として、効果的な措置をとり、将来のイスラエル政府がパレスチナの平和や『二国体制』の実現に取り組むことを確保するよう国際社会に促しました。(翻訳:周莉 チェック:大澤)
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