中国公安部の孟宏偉副部長は12日ウィーンで、麻薬取締りへの投入を拡大し、国際協力を強化し、共に世界の麻薬問題を解決していくよう呼びかけました。

　これは、孟宏偉副部長が第52回国連麻薬委員会の高級会議で述べたものです。その際、孟副部長は「ここ十年来、国際社会は、麻薬取締りの関連法規の完備や麻薬の需要と供給の削減、生産しやすい麻薬化学品の管理強化などの分野に取り組んでいる」と述べました。

　また孟副部長は「各国は、積極的で確実な協力を行い、共に責任を持ち、相互的な措置を講じると共に、麻薬犯罪がテロリズム、マネーロンダリング、腐敗など多国間の犯罪活動に密接に関わっていることを認識する必要がある。そのため、司法協力と取締機関の協力を強化していくべきだ」と語りました。（翻訳：katsu）