3月初め、新疆の有名な景勝地カナスの禾木村はまだ雪化粧をしています。朝、白樺や松の木をバックグラウンドに、図瓦（トワ）族の民家からは煙が立ち、まるで童話のような世界です。

　禾木村は新疆北部に位置し、モンゴルやロシアの国境地帯に隣接しています。村には蒙古族やカザフ族、トワ族など数百世帯が暮らしています。汚染がないため、「人類最後の浄土」ともたたえられています。（翻訳：周莉　チェック：大澤）